THIRD EYE BLIND

 三番目の眼を閉じて、僕らは何回進化した?昨日の夢も覚えていないのに、そんな妄想にどうして浸っていられよう。
 今日も三鷹行きの鈍行に乗り込んで、どうせ来る明日に狂ってる。沈鬱な街にまた夜が来て、朝が来て、を、繰り返す。影踏みで帰る私の額に昔の風景が映りこむ。