パレードが行くよ

 その声を届ける為に開ける鍵は自分で飲み込んだまま吐き出せないから苦しんだ。世界は冷たいで眼でこっちを見ていて、もう何も失いたくないからクローゼットの中で蹲った。祈りは、きっと、届かないけど、その鍵を吐き出して鍵穴に入れても良いよって、許してくれる場所があった。守られるとは、こころが求めた助けを救うことでもあるのです。