死別

 血の繋がり、僕の血に混じる君の血が、僕の喪失感を一層高めるんだ。まるで少し失血したみたいに、頭の中の梵鐘が鳴らない。今日未明に届いたのは訃報だったね、君はもう消えてしまったんだ!失くなっちゃったら、どこで生き続けているんだい?僕はその先の世界を予測できない。次の点で回る楽園は!繋がれそうで繋げなかった僕をずっともやもやさせ続けるんだ。
 遠い国でドラッグやって、眠ったまま起きなかった君よ!僕は何を憎めば良いんだい?もう、この際嘘でも良い!嘘でも良いから…猗…。