TOXIC

 本当は、もう、こんな状況じゃ、道を選んではいけないんだろうけど、僕は選択する!僕の魂は、僕の詩は、僕の毒は死んだ方が社会だって安泰なわけで、こんな、吐き出した呪いのような詩は、世界を救えないだろうし、このまま群集や平凡に焦がれて、染まって、そうして何者でもない何かになれる日が、きっとすぐそばにあって、きっとすぐ手に入って。ららら、僕はでもまだ下らなくも美しい毒を吐き続けているんだ。