一行の行間

 僕はどうして銀座線を待っているのだ?誰かの為に繋がった愛を陰茎の暴走の所為にして、弱く光る木星の火傷で風圧に耐えきれない跳躍して、ただ空白の溢れ返る室内、電気は消したが東京は結局眠らない。こんなに空は放電しているのにそれを感じさせないほどの新宿通りの喧騒が煩わしい。今日は悪い夢を見そうな予感がしていた。夏のあんまりな暑さにやられて半分になって痛い体の真ん中、具体的な数値で示された残り時間が何をしようとしまいと減っていくのを出来るだけ鮮明にイメージして君へのあたらしい質問を諳ずる。人間の致死率は何%か?