お前を信じる。伸ばしても届かず、融けてしまったこの腕にはひ弱な橈骨が存在していた。失うことに不安を抱いては、真直ぐ歩くなんてなんだったか忘れそうだ。でもね、明日はお前無しでもちゃんと巡ってくるから、存在など大した話ではないんだな。僕はおる…
経路はもう僕を拒んでいるんじゃないか、と思う空の下、感情論で押し切った結論にもう綻びが見える。君の何を奪えよう?金色の東雲に、君の瞼が光っている!死にそうだ、僕の頬がどんどん冷えていく、僕の炎は、世界の溜息に吹き消されそうなんだ。美しいま…
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