こわい

 君を殺そうか、殺してしまおうか、僕の眠れない真っ暗闇をも君の所為にして、ただ何となくで過ぎてしまう日常を恐れている。もう実は誰かを愛して添い遂げる自信が無いんだ。朝焼け間近の河川敷に明日も生きてしまう僕がある。漠然とした不安に耐えられない、独りでは広すぎる空のした、時間が止まってしまえば良いとばかり思っている。君を愛そうか、愛してしまおうか。